手帳は“行動を変える”
1年が終わりに近づく頃、今年使った手帳をパラパラとめくって読み返します。
びっしりと書き込まれたページがあったり、空白が続くページもあったり。手帳を読んでいると当時の自分の状況や感情が思い起こされます。
私が手帳を使い始めたのは高校生の頃。毎年年末になると、父がA6サイズの薄いマンスリーの手帳を買ってプレゼントしてくれるのです(動物が大好きだったので、だいたい表紙は動物の写真のデザインのもの!)。当時の私は塾にも行っていなかったし、土日に部活があるというわけでもなく。正直そんなに書き込まなくてはいけない予定なんてなかったのですが、プレゼントしてくれることが嬉しかったのと可愛い手帳を使いたいという気持ちから、勉強の予定や友達との予定を書き込んでいました。
手帳の素晴らしさを実感するようになったのは、それから5〜6年後。大学の勉強がものすごく忙しかったのに加え、就職活動も始まろうとしているときでした。薄っぺらい自分のやる気に任せて勉強をし、友達と「就活やばいね〜」と話すだけの毎日に「今のままでは自分は変わらないな」と思ったのです。
当時使っていた手帳はいわゆる“スケジュール帳”ではなくて、今で言うバレットジャーナルのようなもの。予定とタスクを全て箇条書きにして、完了したら消しこんでいくというだけのシンプルなノートを使っていました。
特別なことは何もしていないのですが、ただ箇条書きにするだけ。でも、たったそれだけのことでより主体的に行動ができるようになったなと今でも思います。
今は、当時とは違った手帳の使い方をしています。手帳を使わずデジタルでのスケジュール管理がいいのかと悩んで手帳を使わない時期もありました。でも、最終的に戻ってきたのは紙の手帳。
正直未だに朝は苦手でだらだらしてしまうこともあるし、タスクの優先順位づけができなくて仕事は失敗してばっかりだったし、先延ばしぐせは本当にひどい。だけど2019年でそんな自分とはきっぱり別れてやるんだと心に決めたので、私がどうやって手帳を使いながら行動を変えていくのか、その記録をここに綴っていきたいなと思います。
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